夢の第13R ~君とまた競馬がしたい~

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菊池寛の競馬哲学(不定期 その2)

た子さんにうどんをもらうべく参加します!

いざ4着だけを狙うとなると難しく感じましたが、逆にいえばいつも通りやれば4着だらけになると思うので、いつも通りの予想をしましたw

ご参加の皆様、宜しくお願い致します。

ちなみに、もう買い目は送りましたw



2020年10月21日の結果
埼玉新聞栄冠賞(SⅢ)

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おかんが想定以上に早く来ちゃったので、SPATで買ってました。
固かったのですが、本命対抗で決まったところはよし。
ロードアルペジオも9番人気で5着ならと思いますが、このメンバーで最後方からというのは、今後もずっと展開待ちになりそうで。
狙える条件はどこかなあ。
大井の2000mまでで、不良馬場などのパワーが必要な場合かな。
今後も見かけたら買えそうなら買ってみます。
(ブログで、最初間違えてワイド⑤-②⑨って書いてて、今日あわてて追記で⑤-⑨⑪って訂正したんですけど、間違いに気付かず買ってたら良かったなあとw
ファルコンウィング逃げたら強いですなぁ。)



さて、菊池寛氏の競馬哲学は今回で第2回目。
前回の続きとして、菊池寛氏は賭博行為について、
”男と男とが金を賭けて、チヤンと承知の上で、いづれかに決するのですから、此位男性的なことはないのだらうと思ふ。”
”われわれのやうに正業をもつてをる人が、遊びにやるのは私は結構差支ないだらうと思ひます。”

と、明治時代には賭博=競馬=悪という風潮が強かった中、堂々と「ええやんけ」と言っちゃってるわけです。
今では使わない表現を用いるのなら、アナーキーとでも言えばいいのか、当時の紳士淑女が聞くと呆れかえるような発言だったかもしれません。


と、賭博行為を擁護しておきながら
”競馬は賭博ではない。”
と、発言します。さてさてどういうことでしょうか。


”競馬はすなはち、六頭馬がをれば、其一から六までの馬が賽ころの目のやうに、おなじチャンスに出るかと言ふと、決しておなじチャンスに出ない。競馬は強い馬が勝つに定つてゐる。決して賭博ぢやない。それを賭博だと思つてゐる人は、競馬の判らない人だ。賭博だと思つて馬券を買ふ人は、決して得をしない。屹度私は損をなさる方だと思ひます。”

これは、菊池寛氏が賭博とは何かという定義付けにもよるのでしょうが、なんとなく「賭博=運否天賦」と捉えているように思います。だから、冷静に分析すれば当たる馬券は賭博のように運を天に任せるものじゃないし、運を天に任せた買い方をしても損をするだけだ、とおっしゃっているのではないかと思います。

僕みたいな買い方は負けるで、というわけですな。ハハハこやつめ。


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なんだか、指数とかそういうのを信じてしまいたくなる感じではありますが、僕はあくまでデータ無視の馬場を見て穴馬を探すのが好きなので、それでも僕は自分の買い方をやめませんけどね・・・。(でも、負けるのは負けるんでしょうなあ)


さて、ここから菊池寛氏の穴馬券の獲り方講座が始まります。

"これから馬券買についての私の考へたことを話しますが、͡此競馬はかならず強い馬が勝つんです。強い馬が勝つことは非常にハツキリしてをる。二百円がでると、非常になにか弱い馬が勝つたやうに思ひますが、それは今まで実力が知れない馬が、初めて其実力を出した時が二百円になつたんですから、別に不思議でもなんでもない。ですから皆様方は二、三年前の成績をご覧になるが一番よい。さうすると実に強い馬が勝つてをることが分る。どうしてこんな馬が二百円になつたんだらうと、不思議に思ふ程強い馬は、みんな二百円になつてをる。”

強い馬が何らかの原因で実力が発揮出来なかったときに、その実力が発揮できる状態を得て力を出して勝つのだ、それを見落としている競馬ファンがいるから二百円(当時の最高倍率は10倍までだったので、どんな人気薄が来ても、最高配当は20円の賭け金に対して200円だった。逆にいえば、単勝10倍ってことだから、今の感覚だと穴馬?って感じもしますが、当時は最高配当だけに穴馬扱いだったということですね)もつくのだと言うわけです。

確かに、気性やケガ、馬場や展開等で簡単にひっくり返ることもあるのが競馬ですから、この考え方は現代でも通用する部分はあるように思います。ただ、単勝10倍って、現在なら4~5番人気くらいのものですから、そりゃまあ過去の戦績見たら買えたなあという馬はたくさんいますね。そしてこの考え方は中央なら通用しても、地方だと・・・ですよね。わけわからん結果になることがありますからね。地方競馬は。


さて、次回は、菊池寛氏が続けて「穴馬を見つける方法」として、今でもやっている方がいるある方法を紹介します。
それはなんでしょうね?
言われたら「なーんだ」となる方法で、個人的にはそれがイコール穴馬を見つけることになるかというと疑問を挟む余地は十分にあると思いますが、それはそれ。

また明日、続きを紹介したいと思います。

ちなみに、ここまでで菊池寛氏の公園の1/3くらいが終わったところ。

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ネタに困らなくて助かりますわい。
講演内容を写すのは大変ですけど。

ほな、そんな感じでほなまた。
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