2022年7月13日(水)は、ジャパンダートダービー(JpnⅠ) - 夢の第13R　～君とまた競馬がしたい～

前回の続き。

スウェーデンの教育について語りたいと思いましてね。

スウェーデンの近代教育の特徴

元々、スウェーデンは教育水準の高い国でして、ヨーロッパ諸国の中でも上位といわれ、実際にPISAでも読解力分野で日本を上回るほどの結果を出すこともあったところです。
単純に言っちゃえば、公教育が成功していた、と。
個人的には、今後、その国を下支えする層のレベルが高いと、国家の発展に繋がる可能性は高いと思うので、スウェーデンはヨーロッパの中でもより良い国になる可能性を大いに秘めていた、ように思います。
個人的にはね。僕はやや学力偏重主義なところもありますからそれもあって。

ところが「教育改革」と言って、3つの大きな失敗をしてしまった（と、言われている）。

1つは、学校選択制の導入。
つまり、まずは、各地域の学校ごとに厳然たる学力格差があると認めた上で、よく出来る子は難しい学校を、勉強が苦手な子は基礎を教える学校を選んだらいいよ、と日本でいうところの習熟度別クラス編成をもっと大きく学校単位でやった感じでしょうか。
そういうのをやりましてね。
そしたら、格差がどんどん広がっちゃって、とはいえ上位層が突き抜けて更なる上位になる率よりも、下位層が突き抜けて下位になる率が上がっちゃって、全体として下がるという状態になりまして。
これの主な原因は、民間業者（フリースクール）の介入が一気に増えて教育の質が保てなかったこと、そして地方分権化を狙ってのことではありましたが、地域によって税収入が潤沢なところとそうではないところがあったために、それによって教育にかけられるお金も平等じゃなくなっちゃったということがあって。
なお、学校選択制の失敗例はスウェーデンの前にもアメリカなどにもあって、成功しない可能性が高いと思う人もいたのに・・・とは思いますが、まあそれは結果論。
日本もゆとり教育の時期は公立高校受験は全県受験ってなってどこを受験しても良いことになってるところが多かったですが、人口の多いところは学区制に戻してます（つまり、受けられる範囲を狭めてます）。

2つ目が、移民の積極的な受け入れ。
移民さんが来るでしょ？同じ学校に来るでしょ？
でも、言葉が分かんないから子どもは授業を理解できない。
家に帰っても、テキストがスウェーデン語で書かれてるから親も読めなくて教えられない。
そして、そのままどんどん学力が落ちていく。
もちろん、不登校にもつながる。
そしてそうなると、将来的にやっぱり犯罪に手を染める人も増えるわけで。
以前、スウェーデンでの銃による殺傷犯罪発生率はヨーロッパ最低だったのが、いつの間にやら最高水準にまで上がっちゃって、全然安全な国じゃなくなっちゃった。
これも教育が成功していたらこんなことにはならなかっただろうけど、でも無理でしょ？
様々な国から来る移民たちの言語に合わせて教育しろと言われても。
日本で移民政策を進めていた地域はどうなってますかな？
ま、あとは察して下さい。

そして3つ目になるわけですが、またもや話が長くなるので次回に持ち越し。
競馬の話をしようぜ！

逆神96R
大井11R ジャパンダートダービー(JpnⅠ)
◎⑦ペイシャエス
○⑨アイスジャイアント
▲⑭ノットゥルノ
△⑬コマンドライン、①、③、⑥
オッズからして信用出来ないレースだと思います。
AIとか大金ぶっこんで帯ー！とか叫ぶやつらを見返せるレースとみて穴狙い。
調教は動かないが、だからこそ地方の2000mは合うと思う部分もあり⑦ペイシャエスが本命。
また、調教で判断されて人気を落としているであろうというのも美味しい。
父エスポワールシチーで地方は問題ないでしょうし、勝ち切れなくとも勝ち負けに期待する。
⑨アイスジャイアントはデビュー戦からして、こんなことになるとは思わなかった。
ただ、調教はウッドチップ中心に戻して差し馬への脚質転換を図っている意図はよく伝わってくるし、一発あるならこういうときかと思います。
兵庫チャンピオンシップでは⑥ブリッツファングに大きく差をつけられた⑭ノットゥルノですが、馬場が変わって一変あっても。
⑬コマンドラインがデータブレイクするのかにも注目。
あとは①、③、⑥。
⑦単複を中心にパラパラと買っておこうかなと思います。