夢の第13R ~君とまた競馬がしたい~

Twitterで知り合った、愛すべき競馬バカたちが好き勝手に何かを書いていくブログです。参加者はみんな「読んでくれる方が楽しんでもらえたら嬉しい」その一心でやらせてもらってます。少しでも楽しかったなぁと思ってもらえたら幸いです。 author:和歌36@waka36saburohum、プリン大魔王@purindaimaooo、おみ@omi_keiba7752、まさ@yoshippara3

菊池寛の競馬哲学(不定期 その1)

今日の複コロ

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(昨日に続いて最下位で心が折れそうだよ・・・でも来週もがんばるんば!
あと、ネプチュネイトは飛越後の着地でバランス崩しておかしくなっただけだから、次走はむしろ狙い!
次も買いますよ)




YOUは菊池寛を知ってるかYO!

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菊池 寛(きくち かん、1888年明治21年)12月26日 - 1948年(昭和23年)3月6日)は、小説家、劇作家、ジャーナリスト。文藝春秋社(現在は株式会社文藝春秋)を創設した実業家でもある。本名は菊池 寛(きくち ひろし)。

僕の誕生日に亡くなった文豪だYO!

恩讐の彼方に」なら読んだことがある方もいらっしゃるのかな?
中学生の教科書(東京書籍版)には「形」という短編が載っていますので、中学生のお子さまがいらっしゃるなら読んでみるのもいいかもYO!

文藝春秋を創刊し、直木賞芥川賞を創設した方としても有名ですね。



さて、そんな菊池寛氏ですが、滅法競馬が好きだわ、穴党だわで、日本文学史上欠かせない偉人であるにも関わらず、この人の書いた書籍や講演の文字起こしを読んでも「ああ、あの競馬大好きおじちゃんのね」と、気持ちよく読めて最高です。

そんな菊池寛氏と競馬の関係を少しでもご存知の方なら、「我が馬券哲学」はきっとお読みになったことがあると思いますので、そこは本日割愛して、昭和10(1935)年4月4日に大阪中央公会堂(現:大阪市中央公会堂?)で行われた講演「競馬の魅力」をご紹介しましょう。



菊池寛は開始早々、以下のように話しをします。

”私なんかもこの競馬がなくなると、なんだかボンヤリしてしまつて、急に憂鬱になるやうな気持がいたします。ですから、一月から三月末までは競馬がないもんですから、どうして暮さうかと考へてをります。だから一月の初めに催眠剤でも呑んで寝てしまつて、三月の末になつたら、眼が覚めるやうな催眠剤はないか知らんと思つてゐます。”

ね?こんなん毎日地方競馬中央競馬に手を出してる僕らそのものやないですかw
1935年といえば、日本中央競馬会(JRA)の前身である国営競馬が始まる更に前の、GHQに解散させられた日本競馬会が発足するその前という恐ろしく古い時代の話なのに(第4回東京優駿が行われて、1番人気の牝馬クレオパトラトマスが9着に敗れ、2番人気だったガヴアナー(発音はガヴァナー)が井川為男を背に勝った。って、そんなん全く知らんで、っていう話の時代なのに)、心の中は僕らと全く変わらない、そんな菊池寛氏。

ここでわかることは、1935年当時は1月~3月まで競馬が無かったということ。現在のように1年中やってたわけやないんですね。今の門別・帯広みたいな感じ。
で、余談ですが、当時の競馬法では「配当は10倍まで」というのがあったので、穴の単勝で最も高配当なのは常に「200円」でした。大穴の代名詞が「200円」だった時代。
つまり、単勝1枚20円やったんですね。今の時代も、これしてくれへんかな?してくれませんね。ちょっと前までのWINSで1,000円単位とか500円単位しか買えないフロアがあったのに、今は全部100円単位から買えることを喜んでいましょうかね。
でも、僕みたいな貧乏馬券買いには単価が下がれば下がるほどありがたい。のですけどね。

なお、余談ですが、ガヴアナーは3戦3勝でダービーを制した後、調教中の故障で安楽死を遂げるのですが、これもまた担当厩務員との悲しい話もあり、今でも超オールドファンには名馬として記憶の中に残り続けているようです。いや、さすがに今はもう生で見た人はおらんか。

ガヴアナーの遺体は東京競馬場近くの馬霊塔に祀られ、今も東京競馬場敷地内(?)外(?)に「三戦三勝」の石碑があるとか。春の天皇賞を唯一牝馬で優勝したレダの石碑と共に並んでいるとのことなので、東京競馬場に行ける方はいつか散策してみるのもまた一興かと。
トキノミノルの石碑もあるらしいですね。
こういうところの知識が全くない僕ですので、過去の偉人さんや名馬を偲びながら(馬券は先に全部買っておいて)いつか散策しようと思います。


と、まだまだ全然菊池寛氏の講演冒頭なのに結構あっちゃこっちゃ話が飛んでしまいましたので、今日はまずここまで。
菊池寛氏の話、また続きを近々やらせてもらいますね。

ほなまた。
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